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復職に成功した看護師の話

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復職に成功した看護師の話

保育園を確保できてなんとか勤務に戻れた

結婚と同時に引っ越すことになり、そこで最初に勤務していた総合病院を退職しました。30代の女性看護師です。引っ越し先では個人クリニックに就職し、そこにいまもフルで勤務しています。個人クリニックなので託児所のようなものはなく、子どもはうまく保育園に入れたのでなんとかなっているという感じです。

ママ看護師の多い職場で皆理解を示してくれた

妊娠がわかったとき、その当時の師長さんはもういまはいませんが、その当時は仲良く和気あいあいとやっておりましたので、すぐに報告しました。本当に市販の検査薬で妊娠がわかった段階での報告です。私自身、このクリニックは2年目でまだ働く気でいましたので早めの報告が望ましいと判断したからです。同僚もママさん看護師が多く、皆祝福してくれました。出産前になるにつれていつも皆、自分の出産の話をしてくれました。

出勤前も時短で自由に勤務できた

20代での妊娠と言うこともあり、体はすこぶる元気でした。出産の2週間前まで働いていました。当然産休は頂きましたが、院長先生、その当時の師長さんの意向で、産休中も働いてもいいし働かなくてもいいし、何時に来てもいいし何時に帰ってもいいというアットホームな感じでした。家にいても子どももまだいないし、暇だろうからというはからいです。実際暇でしたので出勤していました。夏に産まれる予定でしたので、週に3回程度忙しい時間帯の4時間ほど勤務して帰っていました。出勤までの道のりが長く暑かったので、出勤が面倒になった時点で休みました。いま思えば、バスを利用すればかなり近くまで行くことが可能でしたので、その通い方をすれば良かったと思っています。

育休というシステムがなかったことだけ残念

出産後は、産休明けからすぐ復帰しました。1年間は出勤を1時間遅らせ、休憩を余分に貰っていました。師長さんが就業規則をしっかり読んではからってくれました。でも、育児休暇は取れなかったのです。その当時、このクリニックで子どもを産むのは私が初めてのようで、育休というシステム自体がなかったようです。皆、出産を機に辞めていったようでした。それから2年経ちましたが、いまでは育児休暇を取ってもいいというシステムに変わったので、いま育児休暇を取っているスタッフにはややジェラシーを感じます。

やっぱり自分の時間が持てないところがキツイ

初めての子育てで、しかも夫の仕事の都合で平日の夕方から夜間までは一人で子育てをしているので、やはり自分の自由な時間が持てないことに苦労します。しかし、それを全て子どものせいにはしたくないので、出来る限りの時間を切り詰めて自分の時間に割り当てるようにしています。なんだか、母親は強いと言いますが、本当にそうなったと思います。いまの職場がクリニックですので感染症の危険もあり、それを絶対に家に持って帰りたくない一心で病気のことを調べたりするようになりました。