看護師がお礼奉公中に退職する方法【最新版】

看護師がお礼奉公中に退職する方法【最新版】


看護師がこんにちわ。
ナース委員会@東海支部の山下です。

「お礼奉公中ですが辞めたいです。。。」

Σ(゚Д゚) ナンデスト!

先日、地元の後輩クンから相談を受けました。
実は私、お礼奉公中に転職しているため、こうした相談をよく受けます。

お礼奉公は便利なシステムなのですが、人生の足かせにもなりますよね。。。
後輩クンは「辞めたい」と伝えたそうですが「恩知らず!全額返済しなさい!」と言われているそうです。

3年前。
私も同じようなことを言われて。。。
人生のどん底でした(-_-;)

しかし!
今は奨学金の残債ゼロ!
無借金です!

200万円近い金額でしたが、何とかなるものです。
そこで今回は「お礼奉公中に退職する方法」を後輩クン向けに書いてみたいと思います。


ザックリと奨学金の返済方法3つ


1.一括返済(一般的です。。。)
2.分割返済(恩情があれば。。。)
3.代理返済(裏技的ですが。。。)

順番に説明していきます。


一括返済

通常、お礼奉公中に退職すると「一括返済」になります。

というのも奨学金の契約書にそう書かれているからです。
病院によって契約内容は違いますが、ほぼ確実に「規定年数前に退職する場合は、残債を全額一括返済」と書かれています。

だから辞められないんですよね。。。
新卒だと貯金も無いですし。。。
(-_-;)

対策としては「奨学金の借り換え」があります。
別でお金を借りて、病院に返済する方法です。

ただしカードローン(ア○ム、レ○ク)は絶対ダメです!

(後輩クンが借りようとしていた。。。)

金利で死にます。
年利18%とかですからね。
例えば200万円を18%で借りたら、年間36万円も金利が発生します。
これは月3万円返済しても元金がまったく減らず、金利だけを払い続ける人生になります。

ハッキリ言って暴利です。
人生終わる危険があります。
絶対ダメ。
(クレジットカードのカードローン枠も金利18%なのでダメですよ!)

どうしても借りるなら、政策金融公庫に相談しましょう。
https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/ippan.html

ここは国営サービスのため、金利1.66%と格安です。
基本は、学生向けの奨学金ですが、借り換えの相談にも応じてくれます。

借金は金利が超重要です。
これ大事です!
( `ー´)


分割返済

奨学金の残債を「分割」で返す方法もあります。
例えば200万円を5年分割なら、月3万2000円の返済なので、なんとかなりそうじゃないです?

ただし問題もありまして。。。

まず利息です。
たぶん15%~18%だと思います(一度書類を確認してみてください)
奨学金としてはムチャクチャな暴利です。
政策金融公庫の10倍以上ですからね。

が、法定利息内なんです(-_-;)
看護師側としても、勤め上げれば金利が関係ないため、契約時に軽視しがちな点でもあります。
「自己責任」と言われればそれまでですが。。。

あと分割返済は例外的な方法です。
基本は契約書通りに「一括返済」です。
病院側が「恩情」をかけてくれた場合にだけ「分割にしてくれることもある」という話です。

つまりは病院次第。
大きな病院であれば、過去の通例があるはずです。
先輩方が分割で退職できていれば、その可能性は大きいです。

まずは「過去、お礼奉公中に辞めた人がいないか」聞いてみてください。
難しいとは思いますが、信頼できそうな先輩に思い切って相談してみましょう。
何らかのきっかけにはなるはずです。


代理返済

最後に例外中の例外ですが。。。
代理返済とは、転職先の病院が「奨学金を肩代わりしてくれる」方法です。

今は看護師不足ですからね。
探せばそうした病院もあります。

ただし問題点も。。。

まず「肩代わり」と言っても、借り換えに近いです。
つまり「新たなお礼奉公が始まる」わけです。

残債200万円なら「3年~4年で免除」が相場だと思います。
残債100万円なら「1年~2年で免除」。

辞められない仕事が始まる訳です。
代理返済は大変ありがたいシステムですが、こうしたリスクの大きさも考えておいてください。

ただし「免除」ではなく、「給料から天引き」という方法もあります。
転職先が一旦は全額返済してくれ、その額を給料から分割して天引きです。

どちらにするかは転職先との相談になります。

それと。
もう1つ問題がありまして。。。
(これが一番大きいのですが)

代理返済してくれる病院は、ほぼ見つかりません。
例えば求人票に「奨学金を肩代わりします」なんて書かれていませんよね。
いわゆる「看護師の引き抜き」みたいなものですから、表立って書けないそうです。
お礼奉公があるのは、たいてい大病院ですから、そこに睨まれると中小病院はやっていけないのかと。
(実際、バレると新卒採用に影響が出るそうです)

じゃあどうやって探すのか?

コネや口コミが確実だと思います。
過去に代理返済の実績があれば、そうした病院の可能性が高いです。

他には「電話で聞く」という方法もあります。
ただし「奨学金を肩代わりしてくれますか?」などと聞けば、普通は「はぁぁ???」と返されるのがオチです。
実際、私はお相手の人事の方を怒らせてしまい(-_-;)

聞き方の問題もありますが「代理返済」自体は一般的じゃありません。
ごく一部の病院がこっそりとやっていますので。
口に出すのはタイミングや話の流れが重要だと思います(たぶん)
(私はこの方法で全滅したので、たぶんとしか言えず。。。)

他には「転職サイトに聞いてもらう」という方法があります。
担当者さんが付いてくれるタイプの転職サイトなら、そうした情報も持っていますので。
過去の事例も知っているはずです。
大手ならコネも強いです。
病院側から内々にそうした話を受けていることもあります。

私はダメ元で登録した転職サイトの担当者さんが予想以上にやり手の方でした。
「奨学金が。。。」と相談すると「なるほど!じゃあこういった病院がありますよ」とリストを見せてくださり、おんぶにだっこで代理返済が決まった感じです(ラッキーでした)

※追記(抜けておりました)
参考:私が利用した転職サイトへ→


最後に後輩クンへ

諦めるな!

無理だとあきらめず、手を考えてみて!
解決策は必ずあるから!


追記

後輩クンから「転職しました(≧▽≦)」と連絡がありました。
前回とは一転、嬉しそうで何よりです(^^;)

例の転職サイトで肩代わり先を見つけたみたいです。
後輩クンは「2年縛りの再お礼奉公」になりますが、次は人間関係良いみたいなので、ちょっと一安心。

頑張れ!
(≧▽≦)